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英語圏からビジネスモデルの数々をご紹介


こんな本を読んでます

アメリカ、自由の名のもとに

Nat Hentoff藤永康政・翻訳

昔々、まだ社会とか人生とか自分のことをろくに考えもしなかったころ、スイング・ジャーナルでナット・ヘントフのジャズ評論を読み飛ばした記憶が残っていました。名前に惹かれて図書館で借り出しました。だいたいが小説読みですから、このたぐいの文明評論とか、社会評論などと言う書物を買ったことがありません。

でも図書館ならまぁ無料だし、と思って借りてきたんですがいささか衝撃を受けてしまいました。ジャズ評論はともかく、いやそれはそれでおもしろいということです、アメリカの自由憲章の話を読むことになるとは考えてもいませんでした。修正第一条のこういうセリフがあるんだそうです。

Congress shall make no law respecting an establishment of religion, or prohibiting the free exercise thereof; or abridging the freedom of speech, or of the press; or the right of the people peaceably to assemble, and to petition the Government for a redress of grievances.

日本語で言えば「言論、集会の自由」です。日本国憲法を読んだことありますか?このポストを書くためにおそらく生涯で初めてですね、六法全書の憲法を読みました。冒頭天皇の職能定義があることにびっくりです。そして第21条に『1.集会、結社、及び表現の自由は、これを保障する。2.検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。』となっています。

ヘントフはこの本の冒頭で学生新聞の扱いに関して例を二つ牽いています。いずれも修正第一条、上記の条文をきちんと理解していないと言っています。
1. コーネル大学の黒人学生が、保守的な学内新聞を公衆の面前で焼く事件が二つおきた。この件に対して学生部長のいわく「新聞に否定的な見解を持つものたちが表現の自由を行使した」と発言していること。

2. ハイスクールでは校長や理事たちによって学生新聞の検閲が強化されていること。

素人のぼくでも第一の例は違うだろうな、と感じます。ヘントフも言ってますが、焼く前にどんな手続きで新聞を手に入れたのかが問題になります。問題は2番目の例です。日本でも当然のごとく学生の表現の自由が侵されています。理由の一つに、学生の自主性を尊重しないばか者どもが自分の仕事、と本人は思い込んでいる、を遂行しようとあぁでもないこぅでもないと文句をつけて、仕事をしたような自己満足に浸っていることがあげられます。

こういう人間は反論されても冷静かつ理論的に反論を展開するだけの頭脳がないため、頭ごなしにやり込めようとして、ますます生徒から馬鹿にされるのですが、本人ばかりはそれに気づかないという状況が続きます。いや言い方が悪うございました、むしろ反論を展開するなどという気持の余裕がないというのが本当でしょう。

この本を読んでいて心の痛む部分がありました。人種問題です。黒人や、スパニッシュや、メキシカンは教育の機会が与えられないがためにせっかくの勇気や、才能や、知力を社会に役立てることができないでいる、そういうケースがあまりにも多いらしい、と言うことに気づきました。日本には基本的に人種的偏見はありません。ゲイやレズに対しても芸能人については寛大です。でも日常生活でゲイやレズが身の回りにいて欲しくない、という気持は誰にでもあるようです。ある日それに気づいてびっくりするかもしれないけれど、それが社会生活です。

どうも文章がうまくまとまりません。まぁひさしぶりに脳みそをかき回される本に出会ったことをご報告いたします。

業界のセオリー

鹿島 宏著

言うなればノウハウ集であります。そう思って読み始めました。文章はA5版1ページに一件。きわめて読みやすいのであります。ツイッターの2通分ですかね。と思って数えてみました。行35文字×11行=385文字になるので、実は3通分。でも文字数はブログ1回分という表現の方がびったりでしょう。すなわち400文字弱。

でも実際は行変えで文字数は少なくなるのでツイッター3回分になりますかね。いずれにしても「今」の量です。

副題に「ビジネス界に脈々と伝わる先人の知恵」と付いています。オビには「困ったときにはキホンに従え!」とかかれております。読んでいるうちに気づきました。「これってニッチ教科書やンヶ!?」

インターネットマーケティングはニッチ・マーケティングである、などと分かったような、分からないような返事を得々と語る方がおられます。ニッチをどう定義するのか、これはもう対象しだいでどうにでもなるのです。一番の好例がJay Abraham。かれのウェブナーを聞いていると突然「隔靴掻痒」に陥ります。すなわち「だからなんなのよ」。もちろん彼は相手を混乱させて一人でも多く有料セミナーやコーチング・セッションに参加させるのを目的にしているのでこれでよろしい。

でもこれまでマーケティングなどというものは、よその世界の話だと思っていた人にとっては大問題なのです。そしてインターネットが特殊なのではありません。ビジネスのすべての業界において自分の仕事をどう定義するのかは大問題なのです。

うれしいことにこの本はその答えを与えてくれています。えっ?セオリーが書いてあるんじゃないの?セオリーとはすなわち業界でいつでも使えるノウハウであり、したがって端的にニッチを定義する手法である、と僕はこう結論付けました。

例をあげておきましょう。

コンビニおでんは秋に売れる: 季節のニッチを見事に定義しています。
飲食店の開業は1-2月が最適: 上記と同じ

トップに立つにはオンリーワンになれ: もうそのもの、でしょ?

企画はコンプレックスを突け
交差点は左に回れ

そして究めつけがこれです: オーナーがこだわりを捨てると店は流行る

いかがです?よくわからん。それで結構。何とかして理解しようとするその姿勢が大切なんです。それ以上のことを知りたい?お電話ください。コーチングセッションを2時間ほどやりましょう。まぁこの際言いだしっぺなので、2万円プラス交通費ということにしておきましょう。045-434-2412へどうぞ。

しかし、こういうビジネス本を出版する、ということ自体時代なんですねぇ・・・。

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マトリックス図解思考

水野俊哉著

マトリックス図解思考という本に注目しました。ぼくはこの種の本がじつは大好きなのです。水野さんも本書の中で少し、ごく軽くと言った方が良いかもしれませんが、触れているPDCAサイクルには、ずいぶん打ち込んでいた記憶があります。いずれもツールなんですねぇ。

それでこの種の本を読んでいると、あるいはセミナーに出たりすると突然手段が目的になっちまう、そういう間違いを犯すのです。正直に言いましょう、犯してきました。テクニカルだし、言葉も新しいし、なんか意義あることを推進中、そんな心地よい気分に浸りきって目的を見失うのです。そうしてぼくは水野さんの例を参考に失敗のマトリックスを創ってみたのです。

金があっても己を知らずんば成功なぞおぼつかない。

ぼく自身失敗人生を歩んできました。歩いている最中には気づかなかったんですが、明らかに失敗人生です。もう60半ばですから結論と申し上げてよろしいでしょう。いや、あきらめちゃーいないですよ。一発逆転なんてぇことができないのは身にしみて理解していますから、まぁ行きたい時に行きたい所へ行く程度の収入がありゃぁ十分。その範囲を目指して日々行動しています。

さて、失敗のマトリックスは横軸に『自由になる金銭』、縦軸に『己を知る』と置きます。上へ行くほど「己を知っている」、右へ行くほど「自由になる金が多い」となるのです。いろいろな軸を考えてみたのですが、経験的に「己を知らずして大金を持つな」という結論を2年半ほど前に獲得しているので、それを実現したマトリックスになります。

「己を知る」に関連して、「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という孫子のセリフを愛しておりました。このとき敵=ほかの人≒商売敵、と認識していたのですが、今の時代ここはむしろ「傲慢、分不相応、分不相応な野心、思い込み、などなど」にあたるのだ!と気づいたのがもう親からもらった金も仕事もなくなってからです。したがって、「己を知らぬ」の究極は「傲慢・・・」になります。

「自由になる金」に関連して、これは大いに気分的なものです。ぼくは体質的にアルコールがだめなので、夜ごとに銀座のクラブ通いなどほとんど魅力を感じませんでした。親父は創業オーナーでしたから子供の頃は質素なもんです。したがって衣服に金をかける、食に金をかける、という気持ちもほとんどありません。なので、余計馬鹿なことをしてしまったのです。すなわち分不相応な野心を持ったわけです。

まぁ詳しいことは抜きにして結果だけごらんください。成功エリアはもちろん右上ゾーンAになり、以下B>C>Dの順になります。それぞれの極端な例を上げておけば、ゾーンAでは二代目、三代目社長を親から受け継いで会社の規模を二倍、三倍にしちゃった人たちです。ぼくもかつてはJCメンバーでしたが、まぁ親掛かりの8割がたはこけてしまいました。すでに結果を見ています。

Bのブロックは己を知っていても金がない人たちです。このブロックの人たちの成功要件は謙虚さでしょうね。謙虚にしかし自らを信じて目標に向かう、という考え方になると思います。中には謙虚も度が過ぎるなどと言われる人たちもいるにはいますが、まぁ稀です。

ゾーンCが最悪なのです。「金があっても己を知らず」最近の四ばか首相カルテットはこの最たるものでしょう。理由?そりゃーあなた、金があれば喧嘩する必要もないし、現実を見なくても暮らせるからです。まあ規模は小さいながら、ぼくもこのエリアに属しております。だからメンタリティーは良く分かります。あーぁまたやっちゃった、で済むんですよ。

ゾーンDは難しい。自己実現欲求の程度でやくざ屋さんになったり、引きこもりになったり、いずれにしても社会との接点がまともではなくなるだろうな、と考えられます。だってあなた自分が何して良いのか分からず、しかもとりあえず今日の食い物をなんとかせなあかん、となったらどんな誘惑にも乗りかねない、でしょ? 軸の交点に近いところの人たち、もう一踏ん張りでプラスに入れる人たちでも、「己を知る」軸が下のほうならそのまま沈没。

こんな具合になりましたがいかがでしょうか?もう一度申し上げておきましょう。マトリックス図解思考でも何でもお気に入りの手法でよいのです。目的はあなたの人生を「生きててよかった」結果に導くところにあるんですから。でも、豊富な事例に基づいた本書はお奨めです。

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大化け日本株

和島英樹著
インターネット専業になってからすでに数年、定期的に外出するのはご近所の小高い丘に散歩がてら行く程度。したがって世の中の動きに実感が薄くなっています。新聞?ありゃぁもう腹立ちの対象にしかなりません。TV?論外でしょう!こんな発言を繰返すと、まぁ間違いなくこいつおかしいんじゃないの?などという発言の「おかしい奴」の方に分類されるかもしれません。

世の中アベレージが尊ばれる、日本の場合ですよ、ただし。そのくせ皆さん金持ちにはなりたいんだろうなぁ、と思っております。えっ?何の話でしたっけ?いや投資話です。バブル体験派なので投資話が空中分解していく過程はきっちり体験しました。もちろん逆の状況、すなわちなんかしらないけど昨日より高値だぜ、みたいなのもありました。当然時間が経つと崩壊過程の方が記憶に新しい。

「大化け日本株」、サブタイトルは『新興国人口バブルに乗る』となっています。いよいよ日本経済も成熟して周辺の尻馬に乗っかれるようになった、これはこれでめでたいことなのです。二世族に席巻される活力のなくなった日本国政府も同様に考えればおもしろい展開があるのに、ただただ高すぎる給料(議員の給料のこと、才能のない人間が得られる最高給)に安住かつ固執しているので余計な事は考えないことにしているそうなのです。

ぼくは和島さん(著者です)の論に目を開かれました。1970年代に突然給料があがりました。今の中国がその段階、らしいとは感じていましたが凡人かつものごとの表面しか見ないぼくは、中国+インドの合計人口の多大さにただただびっくりなのです。もちろん日本は1億人、その30倍の賃金上昇圧力と結果生ずる需要の巨大さは、当時の日本とは桁違いの規模拡大につながります。

これから30年の新たな個人的財産基盤はこれで形成できる、このように思われます。それも分けのわからん中国語の会社ではなく日本語の、それも昔馴染みの社名を追っかければそこそこのリターンが期待できる、このような本は人にも見せ、自らも広告宣伝に一役買って盛大に売り上げてもらわねばならぬ、このように思うのであります。

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