英語圏からビジネスモデルの数々をご紹介
ビジネスモデル: アーティクル・ディレクトリー
投稿者: 0l-online-Bargain, カテゴリー: ビジネスモデル
ネットビジネス、あるいはインターネット・ビジネスに一番重要な要素といったらトラフィックです。とにかくお客さまのご来店が無ければ売上はありません。一般のビジネスに引きなおすと、来店数が少なければ売上も少ない、これと同じです。
そしてネットビジネスはオフラインの飲食店と同じだと、ぼくは思っています。飲食店をビジネスモデルとして眺めてみると、完全にビジター数=売上の世界になります。もう一つ、コンテンツの品質=料理や飲み物の味という等式も成立します。
そしてもう一つ規模も良く似ています。一人でもそこそこの収入がありますし、規模が大きくなればそれにふさわしい売上規模になります。
マーケティング手法に違いがありますが、まぁそれはあっちへ置いときましょう。
コンテンツのつくり方もキーワードの使い方と、食材の処理方法という考え方になるので、もうそっくりなんです。ただしネットビジネスというビジネスモデルを追及していくと、来店数=立地に比べれば、トラフィック=ビジター数を増やすやり方がたくさんあることに気付きます。
飲食店の場合、スペースと店主の供給能力に売上が制限されますが、ネットビジネスではいずれも無関係です。基本的にコンテンツの質=料理の質に落ち着きます。英語圏にはコンテンツ供給サイトが山ほどあります。それがアーティクル・ディレクトリーと呼ばれるサイトなのです。飲食店に置き換えると、セントラルキッチン方式を外部委託するようなものとお考えいただけばよろしいでしょう。
アーティクル・ディレクトリーがなんだかよく分かりませんでしたが、無料ソフトが出回っていたので4年ほど前にぼくも始めてみました。なんせ情報から利益を得るなどということはまるで未経験。たしかに某社の取締役同士の喧嘩に気付き、すばやく業績低下を予測してうまく売り抜けた経験はあります。情報で利益を得るというのはそういうことなのだ、とずっと信じてきましたが、インターネットのビジネスモデルではそうなりません。
マーケティング、いわゆる売込み方法もよくわかりません。基本は待ち。こちらから出かけようにも情報などという商品は、ニーズの無いところには絶対に売れません。もしかしたらニーズを持っていても、自分の頭の中は良く見えないので、それに気付いていない可能性さえあります。
長年やってきた事務機の製造販売では、相手が企業ですからニーズの有無がとてもはっきりしています。端から飛び込んでいくと、たとえ断わられても「欲しがっている会社は知りませんか?」という質問ができます。でも情報ではそんなやり方ができません。ですからできるだけ広範囲に自分の提供している情報、その価値、その意味、などを告知しなければなりません。
アーティクルディレクトリーの役割を以上申し上げたようにお考えいただけばよろしいでしょう。
ぼくの運営しているアーティクルディレクトリーはhttp://nippomac.info です。毎日1200-1500件のビジターが現れます。投稿されるアーティクルは全カテゴリーにわたっています。子供のつくり方から始まってアンチ・エージングのテクニックまで、あらゆる種類のネットワークビジネスを紹介するアーティクルが投稿されています。セントラル・キッチンでしょ?すべての素材が揃っているのです。
これだけのトラフィックがあると何かできそうな気がするのですが、金になりません。初めに試したのは有料会員の募集です。ある程度のトラフィックがあればそこに投稿することに意義が生ずるはずだから、金を払ってでも投稿したいと考える人間がいるはずだ、とかってにロジックを組み上げたのですが、見事にこけました。もっとトラフィックが多くて無料で運営しているアーティクルディレクトリーが存在します。そして困ったことに一つ二つクリックすればそっちへ行かれるのです。なにも電車に乗って10駅も行かなくても済むわけです。
そのほかにもいくつか試しましたが、結局どこをつついてもお店の整備が先になります。すなわちもっともっとトラフィックが増えないと金を払わせる意味を認めさせられない、というとてもきついビジネスモデルであることが理解できました。入り口簡単出口は不明、日本の大学の逆を行かねばなりません。(日本の大学は入学試験さえ受かれば、後は遊び半分でも卒業させてくれます。よね?アメリカは逆ですが)まさしくアメリカの大学みたいな状態にいま追い込まれています。稼がなければ卒業できない、そのために何をやったらよいのかよくわかりません。
Ezine Aritcles (http://ezinearticles.com/)が最高のトラフィックを持つアーティクルディレクトリーです。アレクサも3桁(137)。それでいながら無料で投稿できます。そしてサイトのPRは6ですから、自分の投稿からバックリンクを貼ると検索エンジンでの掲載位置にも影響します。
もうお分かりですね、アーティクル・ディレクトリーの役割が。そうです。自分のウェブサイトへのバックリンク=ウェブサイト側から見ればインバウンドリンクを自分の思うがままに設置できることです。もう一つ、特定のテーマに関するアーティクルを書くことにより、斯界のエキスパートとして認知される可能性を作ってくれるわけです。
なぜ日本にこの種のディレクトリーが無いのか?なぜですかねぇ?インターネット創成期に注目が集まったのはショッピングサイトでした。そして日本政府の計画により独創性を蝕む教育を施されてきたわれわれは、誰一人インターネット特有のマーケティングとは?という質問をしなかった結果でしょうね。そして世界にはこの種のインターネット独特のビジネスモデルがたくさん登場しています。というところで今回はおしまいにしておきましょう。









