英語圏からビジネスモデルの数々をご紹介
ぼくの読書履歴
流行る治療院7つの法則
清水 滋 著作
鍼灸、整体術などおおはやりしてます。横浜駅の西口地下街には複数の整体屋さんがいます。人の身体に触れることが禁忌のようになっていると思いません?昔は医者へ行けば当然のごとく触診から始まりました。今は測定から始まります。先日眼科へ行ったら視力検査から始まりました。
整体も鍼灸もリフレクソロジーも治療院と名がつくところはいずれも身体に触れることになります。これがよろしい。幼い頃は母親や父親その他親戚中からあちこち触られ、くすぐられ、ひっぱたかれていました。そして異性に触れ、60歳を過ぎてみれば誰も身体に触れてくれません。意外と寂しいのですよ、これが。
そんな心理的効果もおそらく治療院にはあるのでしょう。たった10分というのが味噌かもしれません。昔温泉宿で30分以上身体を揉まれておかしくなっちゃったことがあります。スジがほぐれすぎたのでしょうね。
こうして身体に触れるところから、清水さんが言うように心を開きやすい環境ができるのではないでしょうか。そうなれば身体ばかりでなく心の問題も当然のように持ち出されるようになります。そしてここんところがお客さまとして通い続けるかどうかの分かれ目になるのでしょう。話が弾んでいるときに「時間ですから」と客との会話を打ち切るのは以外に難しいのです。
ぼくもシニア向けと割り切ってセラピストをしてますが、50分セッションの終わり頃になって、こちらが気になっているポイントに話が及ぶようなことがよくあります。お客さまは45分間かけて何か心に決めるところがあって、ようやく持ち出してきた、というような感覚があるときもあります。そんなときにもう時間ですからというのは、なかなか言いにくいんですよ。
そして治療院も基本同じであることを清水さんは何度も言っています。ビジネスとは言え、人の心と深くかかわりのあるそれぞれの身体をきちんとしようという試みには精神の問題が関わってくるのです。これを無視している限り、清水さんが冒頭で言っている「患者さんがジプシー化する」問題への回答は出ないでしょう。
心の満足を得てこそ、口コミが期待できる、これも真実です。誰が印象の悪い=心に感じるところのない人たち、の噂をします?噂になったとしてもそれは悪口にすぎません。こうした事柄は究極ビジネスの規模にも影響するのでしょうね。いやぁさまざまなビジネスモデルがありますが、表面に出てこないポイントで成否が決まる治療院ビジネスはよほど良いメンターを持たないと難しいのかもしれません。
その点、この本はとても参考になります。









